開運法の作法について(お水取り編)

陽氣堂の龍宝です。

今回は、開運法としてお水取りを実践される方に向けて、作法として押さえておいていただきたいことについて、お伝えします。

開運のために、今自分がどの方位に行くべきかは、講座で確認するか、個別にご相談ください。

まず、大前提として、お水取りは、「祐氣」取りを行うことです。

方位からは、

①元々のその方位の意味

②その方位にその時いる九星の意味

③その地域の、地のエネルギー

以上、3点をいただく意味合いがあります。

ご自身にとって、相性の良い方位の祐氣を、エネルギーのあるお水と一緒に体内に取り入れることで、必要なものを補ったり、いらないものを水で排出する、という目的があります

準備について

持ち物として必要なものは、

・2リットルのペットボトルを1つ、多くて2つ(コップ1杯を8日飲める分)
・お水の入ったペットボトルをいれる耐久力のある袋
・水滴のついたペットボトルをふくタオル
・パワーストーンや水晶を一緒に洗う方は、清潔なハンカチやタオル
・神社へのお賽銭

となります。

また、実際にお水取りにいかれる地域で、水が出ているのか、水が取れるのか、そもそも水は飲めるのか? は、神社や湧水の状況によっても異なるので、行ける人は現地を事前に確認したり、インターネットで調べたり、神社に問い合わせされることをお勧めします。

ちなみに、私はこれまで一度もお水取りのお水でお腹を下したことはありません笑

当日の流れ

開運の効果を高める場合、お水をとることができる時間が、2時間以内と限りがあります。

そのため、その2時間を有効に使えるように早めに現地に入ることをお勧めします。

まずは、当日のお水の状況の確認とあわせて、お水をいただく神社にはしっかりと事前に参拝をして、お水取りをさせていただくお礼と、叶えたい願いも伝えましょう。

もし、社務所がやってらっしゃるようなら、その神社のお守りや霊符を購入するのもお勧めです。(開運したらまたお礼詣りにきましょう)

お水取りができる時間となったら、もし可能なら15分くらい経過してから取水するといいと言われています。というのも、ギリギリの時間でやるとまだエネルギーが完全に切り替わっていない可能性がありうると考えるからです。

実際のお水の取り方は簡単で、湧いている水をペットボトルに入れるだけで大丈夫です。そして、必ずその場でコップ一杯分くらいのお水を飲みましょう。パワーストーンなどもこのタイミングで洗い、汚れないよう清潔なハンカチやタオルで水滴をしっかり取ります。綺麗になったと思うまで、存分に洗ってみてください。

周りに待っている方がいなければ、ゆっくり自分のペースで進めてください。

※お水取りできるタイミングは限られているので、有名な神社ほど、同じタイミングを狙ってお水取りにくる方がいらっしゃいます。その場合は、お水取りを優先して、お水を飲む、石を洗うのはその後にしましょう。

無事、お水を取り終えたら、神社に再度一礼をして、終わります。

※神社のご神水ではなく、地域の湧水を取水した場合

お水の取水方法は一緒になりますが、もしお水をとる場所の近くに水源維持費など寄付を募っているところや、お堂がセットになっているところがあれば、そこにお気持ちを入れていただけるといいと思います。

合わせて、その地域の神社で気になるところを一緒にお詣りし、お水をいただいたお礼を伝えてください。

お水を飲む期間について

お水取りをした当日とその後8日間、毎朝お水をコップ一杯程度飲んでいきます。

水の成分や持っている気が変わらないように煮沸しないのがおすすめですが、ここは自己責任でお願いします。

方位学は九星気学の世界をベースにしていますが、9日間で九星は運気がひとまわりします。そのひとまわり分の期間に、その方位のエネルギーを自らに宿すという意味があります。

もし忘れてしまっても、忘れてしまった日の分を追加で飲んでもらえれば大丈夫です。

さらにできる方は、お水取りをした方位を向き、願ったことを思い浮かべながら飲むとなおいいでしょう。

お水を飲みきれない場合は、ご自身が食べる別の料理に使ったり、庭のお花のお水にしてもかまいません(粗末にしないことが大切です。)

その他、注意点などについて

・周りにご迷惑をかけないこと

・欲張らないこと

上記2点を忘れないでください。

自分だけが、幸せになろうと、水をあまりにも多く取りすぎたり、お水取りの順番を守らなかったり、お水をとるペースが遅すぎたり、神様にお礼を言わずに水だけを持っていたり。

きっと、これからお水取りをしているとそういう方と遭遇することがあります。

有難いお水をいただいている、感謝と謙虚な気持ちが大切です。

ぜひ、皆さんは、そうならないように気をつけてください。

さらに、もうワンランクアップな開運法として、以下の方法もあります。

・その方位の温泉につかること(その方位でゆっくりすることでもOK)

・その方位の干支にちなんだものを食べる

といった、方法もあります。

例えば南東にいかれる方は、南東は辰や巳の方位ですので、細く長く続くものとして、うなぎを食べたりもします。

また、温泉につかることは、古来はお水取りとセットで行われていました。外からも中からも、その地のエネルギーに満たされる、という意味があります。余裕がある方は、数日滞在してもなおいいですね。

気になる方は、直接質問いただけると嬉しいです。

最後に

昔から伝わる開運法なのでいろんな流派があり、諸説あるのですが、

私はお水取りで大事なことは、

「おごそかにやるけれども、楽しんで帰ってくる!」

ことが大切だと思っています。

かつて、お水取りは、時間に融通がきき、開運法を知っている、限られた方にしかできない秘術でした。それが、今できることそのこと自体が有難いことでもありますし、やれるならとことん楽しくやっていただけるとお水をくださった神様も喜びますし、運が開きやすいと思います!

現実世界から少し離れ、非日常の体験を楽しみ、見えない力を活用してよりよい現実を作ってもらえると嬉しいです。

作法でわからないことがあれば、いつでも龍宝までご連絡ください。

この記事を書いた人

龍宝

綾瀬の「開運パパ」と呼ばれたい、キャリア開運師の龍宝です。
ご質問やご相談は、陽氣堂の公式LINEからお気軽にご連絡ください。